「本当にそう思う」「今すぐやってほしい」
道労連は2月7日、全労連が2021年国民春闘での統一行動日として呼びかけた「2.7ローカル・ビッグアクション」を全道の職場・地域で取り組みました。札幌パルコ前では、看護師、介護士、子育て世代、高校教員、学童保育指導員、保育士がスピーチし、切迫する現場の状況と思いを語りました。
看護師の隼野たみよさんは、「私たちは、いつまでも抜本的で充分な政策が打ち出されない現状にもうしびれを切らしています。国民のいのちを守るのが政治の果たす役割。ひとり一人の声は小さいけれど、たくさんの声を集めて届けよう!力を貸して下さい!」と医療現場への支援策を求めました。
子育て世代の田中小夏さんは、「子育てしている労働者もその子どもたちも安心して希望をもって生きていけるような社会になってほしい。このままあきらめたら、休校で仕事を休むのは自己責任だった、子どもが自分のせいだと思ったままになってしまう。それではダメだと思い、私は今、ここに立ち上がっています!」と、現在取り組んでいる小学校休業等対応助成金の拡充を求める「#子育て緊急事態アクション」への賛同を呼びかけました。
通りがかった人たちからは、「本当にそう思う」「今すぐやってほしい」など共感が寄せられました。
また、医療現場の支援・拡充をもとめる「いのち署名」は30分間で37筆の賛同。「医療関係者です」といって署名をしてくれた二人は、在宅介護とデーサービスで介護士として働いていて、「一番の要求は賃金をあげてほしい。コロナ感染も本当に怖い」と、話していました。
SNSアピールに“いいね”1万超
北見、苫小牧では「声」をつなぐリーフ戸別配布も
北見地区労連と苫小牧地区労連は、全労連の春闘・労働相談チラシと「独自チラシ」をセットにして、各1000枚を住宅地で配布。ひとりで悩んだり、声をあげられない状況にある人たちの「声をつなぎたい」と一斉行動に取り組みました。
SNS上では、「医療に税金まわしてください」「忘れないで!! 医療・介護の維持は生活補償あってこそ!!」「学生たちに補償を!! 若者をみすてるな」「診療報酬上げなければ賃金が上がらない。看護師退職が増える。負の連鎖だ!!」「私達の税金です。給付金をもう一度」など、それぞれの要求が書かれたメッセージボードを手に「#生活補償に税金まわせ」のハッシュタグをつけてアピールし、累計で1万件以上のいいね!のリアクションがありました。
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