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執筆者の写真道労連 DOROREN

【組合紹介】道教組について

更新日:2021年5月9日

【組織概要】

名称:全北海道教職員組合

所在地:札幌市東区北9条東1丁目2-22

代表者:執行委員長 中村哲也

電話:011-742-0101

FAX:011-742-1001

メール:dokyoso@seagreen.ocn.ne.jp

Facebookアカウント:@dokyoso

Twitterアカウント:@dokyoso


 

どんな人たちが加入しているの?

 北海道内の主に小学校・中学校、そして特別支援学校にも組合員がいます。

 教諭、養護教諭、事務職員、臨時教職員、再任用教職員、産休代替...などなど



 

これまでに実現してきた成果

北海道で小学校35人学級実施になる

 北海道・全国の少人数学級(35人学級)の実現のため、北海道から「20人学級北海道アクション」を立ち上げ、ネット署名で道民によびかけた。集まった署名は、北海道、道教委に提出し、その後の道議会議員要請、国会議員要請、市町村教育委員会・議会への要請も行ってきた。その結果、北海道でも小学校の35人学級が4年間で実施されることとなり、国の小学校35人学級実施より1年早く実現することになります。


市町村における給食費補助、教育費補助の前進

 全道の15町で小中学校の給食費無償化になっています。給食費の一部無償化・補助は43自治体に広がっています。また、小中高生に対する教材費の補助も保護者負担軽減・子育て支援の観点から広がっています。


部活動の見直し

 部活動で忙しい教員や子どもたちの為、休養日や活動時間制限を行うガイドラインが実施され、平日は1日以上、土日祝日のうち月1日は休養日にする、1日の活動時間は長くて3時間、休業日は4時間以内となっています。


割振り変更の拡大

 この10年、道教委との交渉で教職員の長時間労働改善のため、超過勤務した場合、超過した勤務時間を振り替えて勤務を要しない「割振り変更」を毎年のように拡大させ、15項目を勝ち取ってきました。

  1. 修学旅行の引率業務

  2. 文化祭(学校祭)等の業務

  3. 体育祭 (運動会)等の業務

  4. 文化祭(学校祭)等又は体育祭(運動会)等の事前準備業務

  5. 登校時の通学指導業務 6校区内巡視業務

  6. 現場実習の引率業務

  7. 家庭訪問の業務

  8. 教育相談の業務

  9. 入学者選抜の業務

  10. 保護者等を対象とした説明会等の業務

  11. 児童生徒の引率業務

  12. 入学式・卒業式の業務

  13. 対外運動競技等の登板校業務

  14. 校外での実習や学習活動の打ち合わせ

※但し、教職員の勤務が忙しくて割振り変更できないこともあり、課題として残っています。


  • 道立学校の保健室における空調整備を行わせています。

  • 教職員の多忙化改善のため、初任者の年間指導計画及び、指導報告書などを廃止させました。

  • 8時間労働を崩す「1年単位の変形労働時間制」導入の条例は道議会で通りましたが、実際に各学校に導入するためには様々な条件をクリア―しなければならない歯止めを交渉で確認しました。

  • 北海道議会では条例が通りましたが、全道の市町村で条例は1つも通っていません。

  • 教職員の勤務時間改善のため、教職員の勤務時間把握を要求し、長時間の実態を可視化させてきました。



 

最近の相談事例

  • 新型コロナにより休校となり、仕事がなくなった臨時職員の方から相談があり、当該学校や教育委員会に連絡し、対応を改善させました。

  • 管理職によるパワハラ相談があり、道教委や市町村教育委員会に苦情申し立てを行っていますが、このパワハラ問題について教育委員会の態度は被害者救済に程遠い状況です。そのため、弁護士の入る第3者機関でパワハラ問題に対処するよう要望しています。



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